御布施は僧侶への報酬やお経代ではありません。
お寺へは「お経」と「戒名」をいただいたことに対して謝意をあらわします。 報酬ではなく、ご本尊へお供えするものですので、僧侶の人数や会葬者の数によって決まるものではありません。
表書きを一括して「御布施」とするか、「御布施」と「戒名料」を分けて包むかは事前に僧侶に確認をします。御布施の額に迷うなら、僧侶に相談しましょう。
葬儀終了後にお渡ししますが、ご本尊にお供えするものなので、直接ではなくお盆に載せて丁重に扱いましょう。また、交通費としての「御車料」や僧侶が法要後のお斎(会食)に出席しないときには「御膳料」を包むのが一般的です。
枕経〜葬儀(初七日法要も行う場合は初七日法要まで)まではまとめてお渡しします。葬儀終了後一周忌までの間、僧侶に来てもらいお経をあげていただいた場合ごとにお渡しします。 (四十九日、一周忌、初盆(新盆)など)
袋の書き方。
袋は水引のついた熨斗袋ではなく白い封筒を使います。この場合二重封筒は不幸が重なると言われるので避けましょう。郵便番号欄などもないものを使います。また、表書きは薄墨ではなく普通の黒で書きます。
裏にはお寺の人が困らないように郵便番号、住所、名前を書いておくといいでしょう。
表書きは「御布施」「御経料」「お車料」「御膳料」などです。
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