ご遺骨になってからの流れを把握しましょう。
- 出棺のしきたり
告別式終了後、別れ花を飾りますが、これは仏教上のしきたりではなく通例です。本来仏教では生きている花を切る行為を殺生だとして嫌うため別れ花という儀式はありませんが、大切な方を悼み最後のお別れをする儀式として通例となっています。また、棺の蓋に釘を打つ場合もありますが、昨今では燃え残るという事情から打たない事も多くなっています。
棺は親族や友人など男性6人ほどで遺体の足を前方に向けて霊柩車まで運びます。このとき喪主が位牌、続いて遺族が遺影を持って棺を先導します。
火葬場へは霊柩車とお供車に分かれて向かいます。先頭の車には喪主と遺影を持った人が乗ります。 僧侶が同行する場合は運転手の後ろの席に座って頂きます。(上座)
- 還骨法要・初七日法要
最近では、遠方の親戚の負担を軽減するなどの理由から初七日法要も繰り上げて還骨法要と一緒に行う事がおおくなっています。故人が三途の川のほとりに到着する日とされ大切な忌日とされています。繰り上げて行う場合でも、本来の初七日にはお経をあげてもらいましょう。
地域によって、出棺時故人が使っていた茶碗を割ったり、火葬場への行きと帰りは違う道を通るなどの 風習がありますので、事前に確認しましょう。
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