命日、お彼岸、お盆にはお墓参りをしましょう。

 本来お墓参りはいつ行ってもかまいませんが、命日・お彼岸・お盆にはお参りしましょう。また命日などの節目には墓前で僧侶にお経をあげてもらうとよいでしょう。

 

  • 命日・月命日
     故人が亡くなった日のことを命日といいます。月命日は、故人が亡くなった日が2月14日なら毎月14日が月命日となります。
  • お彼岸
     春分の日と秋分の日を中心に前後3日をあわせた7日間をお彼岸といいます。「彼岸」とは向こう岸のことで極楽浄土を表します。反対に私たちのいる世界のことを「此岸」といい、彼岸は西に、此岸は東にあるとされ、太陽が真東から昇って真西に沈む春分と秋分に先祖を供養するようになったと言われています。
  • お盆
     お盆は宗派によって考え方が違ってきますが、一般的にお盆には祖先の霊が帰ってくるとされています。盆の入り(13日)には迎え火を炊いてお迎えし、盆の明け(16日)には送り火を炊いてお見送りをします。
     お盆のお墓参りは先祖がこの世に戻ってこられる13日にするのがよいと考えられています。ご先祖様はあの世から長い長い旅を経て、お墓に一旦戻ります。そしてお墓からご自宅へと帰ると言われていますので、13日にお墓参りをしてご先祖様をお迎えにあがりましょう。
     そして、人が亡くなって初めてのお盆を「新盆(初盆)」といい、盆提灯をかけ、親族を招いて僧侶にお経をあげてもらい供養をします。

 

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